
カメラ初心者の私が高級コンデジを購入した思考の過程【カメラの選び方】
2019/07/29「カメラはスマホでいいじゃん」と言われる昨今ですが、コンデジを買いました。デジタル一眼レフでもミラーレス一眼でもなく、コンデジです。
「カメラがほしい」と思ったとき、いくつかの選択肢があります。
- コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)
- ミラーレス一眼(ミラーレス)
- デジタル一眼(デジイチ)
- スマートフォン
この選択肢の中から、私が高級コンデジの購入を決めた、その思考と選択の過程を共有します。あなたのカメラ選びの一助となれば幸い。
目次
おおまかな選択の流れ
- 「何を撮りたいか」を考える
- 「ここは譲れない」を考える
- 「だいたいの予算」を考える
- 「自分自身の性格」を考える
- 「ワクワクするか」を考える
「何を撮りたいか」を考える

まずは自分が何を撮りたいのか整理しました。
- ブログでレビューするガジェット類を撮影したい
- スナップを撮りたい(部屋のなんてことのないシーンをスナップするのが好きで iPhone でよく撮ってる)
- 旅行写真が撮りたい(風景とか人物とか)
何を撮りたいのか整理しておくと、自分にあった機種を絞り込めるようになるので、必ず整理しておいたほうが良いです。
ただ、撮りはじめてから「もっとあれも撮りたい。これも撮りたい」となって撮りたいものの幅が広がっていく可能性もあるので、ある程度は潰しの効くカメラ選びをしておいたほうがいいとは思います。
「ここは譲れない」を考える

私の場合はこれ。
- マクロ撮影(接写)できること
「旅行写真は iPhone でもいいかな」と思ったので(カメラとしての取り出しやすさ的に)、私にとって大事なのは物撮り(ガジェット撮影)になるかな、と考えました。
これができなければ買う意味がない
というポイントを明らかにしておくと、「何が妥協できて、何が妥協できないか」を自分の中で整理できるのでおすすめです。
「だいたいの予算」を考える

いくらまでなら出せるのか考えました。
- できれば3万円
- 4〜5万円くらいが望ましい
- 6万円くらいまではなんとか
- 10万円とかは無理
こんな具合です。
これくらいの予算感の人は多いのではないでしょうか。「これからはじめるけど、続けるか、好きになるかはわからない」っていう状態だとこれくらいになるんじゃないかな、と。
これで、必要な性能と予算が明らかになったので、かなり機種が絞り込みやすくなりました。
予算的にミラーレスやデジイチは諦める
ミラーレスにデジイチ、いわゆるレンズ交換式のカメラは「ボディだけならなんとかなったとしてもレンズまで手が回らないな」と感じたので、諦めることにしました。
それにボディがコンパクトで持ち運びしやすいカメラ、すなわちコンデジは、レンズ交換式を持っていたとしてもいずれほしくなる気がしたので「無駄にはならないかな」とも考えました。たぶん旅行に持っていくならコンデジだよね。
「自分自身の性格」を考える

私の性格的に、最初からいろんなことができちゃう機種だと「カメラ面倒くさいな」と感じて辞めちゃう可能性もあるな、と考えました。
いきなりデジイチだと、カメラ自体も重いだろうし、「あれで撮影するの大変だしなー」と腰も重くなりそう。
単純なものからステップアップしていくほうが性格的にあっているかな、と考えたわけです。
最初はオートでパシャパシャ撮っていって、だんだんマニュアルで自分でF値だとかシャッタースピードだとかを調整できるようになって、コンデジの限界を理解して、それからミラーレスにステップアップ、というほうがいいかなと。
ゲームのランクアップみたいで楽しそうですし。
(別にミラーレスでもオートで撮れるけれども)
逆に、ステップアップ計画から、マニュアルモードがない機種は排除することになりました。
「ワクワクするか」を考える

「ワクワクできるかどうか」はかなり重要な指標だと思っています。ワクワクできないモノを使い倒す気にならないよね。
もしコンデジや考えている機種にワクワクしないなら「いくら理屈の上でのメリットがあっても、それを選ぶべきじゃない」と考えるくらいに重要視しています。
ワクワクは大事。
ひたすら情報収集

ググりまくりました。自分の中の判断基準はできました。あとは実際に、どんな能力のカメラが、どのくらいの値段なのか、を調べまくる。
(実際は情報収集しながら、上記の判断基準を整理していきました)
「カメラ名 作例」でも検索して、気になった機種で撮影された写真が、自分にとってどうかも確認。特に私はマクロ撮影を重視していたので、その作例も調べ回りました。
だいたい2週間くらい情報収集に費やしたかな。
機種を絞り込んだら店頭に触りに行った

「これか、これか、これかな〜」と機種が絞れたら、家電量販店に実機を触りに行きました(実際にはもうちょっと早い段階でとりあえず触りには行った)。ついでに店頭価格もチェックしました。
そこで触った感じがどうか、実際に近くの被写体を撮影してみてどうかを確認。ワクワクするかも確認。
これに1週間くらい。
まとめ

こうして私は高級コンデジ、SONYの「DSC-RX100M3」を購入するに至ります(なぜRX100M3なのかは別記事で)。
改めてポイントをまとめると
- 「何を撮りたいか」を考える
- 「ここは譲れない」を考える
- 「だいたいの予算」を考える
- 「自分自身の性格」を考える
- 「ワクワクするか」を考える
大事なのは、できるだけ後悔しない判断基準を自分の中に確立すること。
そうすれば満足する買い物ができるはず。あなたが最高のカメラ生活をスタートできることを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
ぜひ、フォローして更新をチェックしてください。