
プレステージ:ミステリー映画の傑作! 最後まで本当に目が離せなかった!【ネタバレなし】
2014/02/19どうも、じんないたくみです。
ラストには驚きを禁じ得ない映画でした。これは本当に傑作。私が今まで観た中で最高のミステリー映画かもしれません。
この映画は2回、観なくてはならない
まずは真実を知らない純粋な1回目。
そして真実を知り、ひとつひとつのシーンの意味を理解していく2回目。
どちらも別の感動があります。かならず2回観るべき映画です。これは本当に、強くそう勧めます。
2回目でないと本当の意味を理解できないシーンやセリフがあるのです。しかもそれが分かるともう心が痺れて仕方がない。
ネタバレ記事を別で書きますが、そちらにその辺りのことを触れましょう。
2人のマジシャンの物語
アンジャー(ヒュー・ジャックマン)とボーデン(クリスチャン・ベール)のふたりのマジシャンのトリックを巡る物語です。
この映画はヒーローと悪役が別れる分かりやすい物語ではありません。最初と最後では、あなたの頭のなかの善人と悪人は入れ替わっているでしょう。
ふたりとも似たもの同士なのです。
19世紀末のロンドン。ボーデンはライバルであるアンジャーの瞬間移動マジックを調べるため、彼のマジックの最中に舞台下に侵入する。するとアンジャーはボーデンの目の前で、2人にとっていわくつきの水槽に落ちて溺死。そばにいたボーデンはアンジャー殺害の容疑で逮捕される。
遡ること数年前。若きアンジャーとボーデンは、ある奇術師の下で互いに修行していた。ある時、助手であったアンジャーの妻が水中脱出マジックに失敗し溺死する。その原因はボーデンが結んだロープであった。2人は決裂し、アンジャーは復讐のためにボーデンの手品を失敗させ、ボーデンは左手の第4・第5指を失う。以後、2人は互いの邪魔をしながら激しく競い合うようになる。
マジックに取り憑かれたふたりのマジシャンの物語です。
初見は最後まで目が離せない。「一体どうなるんだ? どうなってるんだ?」
物語そのものがマジック。最初から最後まで。
ネタバレしてでも語りつくしたい
正直、この映画をネタバレなしで語ることは難しいし、それでは語り足りない。
真実を知ったからこそ、これはああだった、それはどうだ、という話がね。
ということでネタバレありの別記事を書きます。
記事を公開したらリンクを貼ります。
じんないたくみの声
正直、iTunes の紹介文を読んだときはそこまで期待していませんでした。
予告編を見て悪くなさそうだな、と思っただけで、まさかここまでの傑作だとはまったく予想していませんでした。しかし、これは本当に観て正解でしたね。
おそらく私が今年観る映画の中で、ベスト5に入ってくるだろうな、と。
分かりやすいシンプルなストーリーのアメリカ映画も好きですが、こういう映画こそが「傑作」であり、心が痺れます。