
タスク管理でよく目にする「コンテキスト」とはなにか
2012/09/25OmniFocus や Toodledo などのタスク管理ツールによく出てくるのが「コンテキスト」という用語です。直訳すれば「文脈」という意味ですが、いったいどういうことか、よくわかりませんね。
「コンテキストって、いったい何なの?」という疑問に今日はお応えします。「コンテキスト」をうまく使えるようになれば、タスク管理もはかどりますよ。
どういう状況で、そのタスクを実行するの?
コンテキストとはカンタンに言うと
「タスクを実行する状況、条件」
のことです。
例えば、
「このタスクは家じゃないと処理できないな」
というタスクには「家」というコンテキストをつけます。
あるいは佐藤さんがいないとダメなタスクなら、「佐藤さん」というコンテキストをつけます。
つまり、コンテキストとはどういう状況、条件下で、そのタスクを実行するのかを記したものというわけです。
コンテキストを使って、必要のない情報を見ない
コンテキストを使うメリットは、いま実行できないタスクを観なくて済む、ということです。
例えば今は外出中であるのに、家でしか処理できないタスクを見たって仕方がありません。気が散るだけです。
スーパーマーケットにいるのであれば、「卵を買う」というタスクが見えれば、それでいいのです。
家にいるときは「家」というコンテキストのついたタスクだけを確認すればいいのです。全体のタスクは一日の終りや、暇な時に確認すればいいでしょう。
こうして余計な情報をカットすることで、いまやらなければならないタスクがすぐに分かり、目の前のタスクに集中できるようになるのです。
まとめ
- コンテキストとは「タスクを実行する状況、条件」のこと
- いま実行すべきタスクだけが見える!
- 一日や一週間の終わりに全体を確認する
本格的にタスク管理ツールを活用しようと本腰を入れると、タスクが入りすぎて、かなり見にくくなってしまいます。
そのような状態を改善できるのが「コンテキスト」という機能です。
さらに実行日付などの情報でフィルタをかければ、さらに見やすくなります。
今の状況で実行できるタスクがなければ、のんびりしてていいということなので、これは精神衛生上もとってもよくありませんか?
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