【1年半使用して】SONYノイキャンワイヤレスヘッドフォン「WH-1000XM2」レビュー【知らないだけで損】

【1年半使用して】SONYノイキャンワイヤレスヘッドフォン「WH-1000XM2」レビュー【知らないだけで損】

2019/08/20 0 投稿者: jinnaitakumi

「1ヶ月くらい使ったらレビュー書きます」って言っていたのに1年半くらい経ってしまいました。その間に後継機まで出ちゃったよ。

いまさら需要があるのかわかりませんが、レビューをお届けします。

「WH-1000XM2」とは

SONY が発売しているノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスヘッドフォンです。

仕様
充電時間約4時間
電池持続時間(連続音声再生時間)最大30時間(NC ON時)、最大38時間(NC OFF時)
質量約275g
通信方式Bluetooth標準規格 Ver.4.1

もっと詳しい仕様については公式ページでチェック。

もっとも重要なのは「ノイズキャンセリング」と「ワイヤレス」の2つです。

「ノイズキャンセリング」とは

「ワイヤレス」は問題ないと思いますが「ノイズキャンセリング」はよくわからないという人がいるかもしれません。

その名のとおり「ノイズ」を「キャンセル」する機能。

家にいても外にいても、けっこうノイズって多い。エアコン、扇風機、換気扇、工事、車、地下鉄の電車、人の話し声。いろいろあります。

環境音もまた楽しめるものだとは思いますが、音楽に浸りたいときやオーディオブックを聴くとき、仕事に集中したいときには邪魔ですよね。できればシャットアウトしたい。

こういうノイズを除去する機能が、ノイズキャンセリングです。ノイズが除去されて、すごく静かな環境で、音楽を楽しんだり、オーディオブックを聴いたり、仕事に集中できます。

音って空気の波なんですが、水と同じで正反対の波をぶつけると打ち消される習性をもっています。これを利用しています。集音マイクでノイズをキャッチしてこれを打ち消す音の波をヘッドフォン・イヤホン側で作ることでノイズの音の波を消しているんです。だから、ノイズが消えてすごく静かになります。

レビュー:「WH-1000XM2」の気になるQA

Q:ちゃんとノイズキャンセリングされる?

されます。体感としては90%くらいのノイズをカットしてくれる。あまりにもシーンと静まり返るので、初めて体験するときは焦るほどです。

Q:ノイズキャンセリングは地下鉄のホームでも大丈夫?

バッチリです。「地下鉄? なにそれ?」って言いたくなるほど、静かに心穏やかに過ごせます。

Q:つけ心地は悪くない? 長時間使っても平気?

つけ心地は素晴らしいし、長時間使っても平気です。メガネをかけながら使ったりもしてみましたが、平気でした。

Q:ワイヤレスだけど音質は良いの?

僕は iPhone 4s の頃(8年前?)からワイヤレス派なのですが、音質はこれまで体験した中ではもっとも良いです。ハイレゾ音源にも対応しています。

Q:バッテリーの持ちはいいの?

素晴らしいです。ノイズキャンセリングONでも30時間持つので、僕の場合は丸1週間充電しなくても使えます。

Q:そんなにバッテリーを積んで重くないの?

重さを感じたことはまったくありません。むしろ軽く感じます。(約275g)

レビュー:「WH-1000XM2」のここがイマイチ

さて、それでは本題に入りましょう。まずはイマイチなところから紹介していきます。

「ヘッドフォン」だということ

ちゃぶ台を返すようなことを言いますが、「ヘッドフォン」であるデメリットは無視できません。

  • 蒸れる、暑い
  • 髪がつぶれる
  • メガネとの相性が悪い(使えないことはないけど)
  • 存在感がある(職場で使うにはなかなか威圧感がある気がする)
  • さっとはしまえない(イヤホンならしまえる)
  • レジで面倒(アンビエントモードがあるから会話できるんだけど、相手は多分、その機能を知らないよね)

補ってあまりあるメリットが「WH-1000XM2」にはあると言えますが、このデメリットが許容できないユーザには、オススメしにくいのが正直なところです。

その場合、「WH-1000XM2」と兄弟機であるノイズキャンセリングイヤホン「WI-1000X」の購入を検討してもいいでしょう。(実は、こっちも買ったので、近いうちにレビューします)

値段はそれなり

3万円を超える値段は、いくらイイモノと知っていても躊躇してしまいます。安くはありませんし、身の丈にあったお金の使い方ができないことは、人生の破滅を招きます。

値段に見合う価値は間違いなくありますが、自分の財布とよく相談する必要はあるでしょう。

W1チップは非搭載

僕のような Apple ユーザであれば「W1チップ」が搭載されたワイヤレスヘッドフォン/イヤホンは、それだけで注目に値します。

iPhone や iPad、Mac など複数のデバイスでワイヤレスヘッドフォンを使うと、そのペアリングの切り替えがかなり面倒くさいのですが、「W1チープ」の搭載されたヘッドフォンであれば、使いたいデバイス側でヘッドフォンを選択するだけで、切り替えが完了します。つまり、かなりラクができる。

「WH-1000XM2」はこれに対応していません。

もし「W1チップ」搭載のワイヤレスでノイズキャンセリング機能のついたヘッドフォンがほしいなら、「Beats Studio 3 Wireless」を検討してもいいでしょう。店舗で試聴してみましたが、こちらもなかなか悪くないと思った記憶があります。

レビュー:「WH-1000XM2」のここがイイ!

それでは、今度は「WH-1000XM2」の何がそんなにイイのか、紹介します。

なお、ここからかなり絶賛しますが、素直な僕の評価です。使えば気持ちはわかる。

感動するほどのノイズキャンセリング力

なんども繰り返し述べている通り、この「WH-1000XM2」はノイズキャンセリングの能力が非常に高いです。未体験の人なら感動を覚えることを保証します。

想像してみてください。

あなたは地下鉄のホームに立っている。くだりの電車が警笛をならし、轟音で空気が乱される。やかましい。イヤホンで聴いていたはずの音楽は何も聴き取れない。ため息が溢れる。出社前の憩いの時間を邪魔されてうんざりする。

そこでカバンに手を伸ばす。ファスナーをずらし、中からヘッドフォンを取り出した。SONYの「WH-1000XM2」だ。コードレスだから移動中でも鬱陶しくない。イヤホンを外し、ヘッドフォンを頭につけて、電源を入れる。

しん、と周りが静まり返る。まるで映画の世界だ。構内で流れていた音楽がぱたっと止み、周りでおしゃべりしていたはずの人間たちは口を閉じる。音が消えて、時が止まる瞬間。もちろん時は止まっていない。音が聞こえなくなっただけだ。

いかに僕が感動したか。

音楽もよく聴こえるし、アニメだって問題ない。アニメのセリフは電車の音でかき消えやすく、音量をかなり上げないと聞き取れないのですが、これがなんのストレスもなく、聴こえるようになる。ストレスフリーです。

たとえ、静かだと思っている自分の部屋でも、一度これをつけたら外したときに「え、こんなうるさかったの!?」と驚くことでしょう。僕は驚きました。

外音を取り込んでなんなく会話できるアンビエントモード

止まっているときはともかく、歩いているときまで音が聴こえないのは問題です。身の安全を確保しようと思ったとき、かなり怖い。(100%カットではないから、車の音も聞こえはするけど)

そこで使えるのが「アンビエントモード」という機能です。ヘッドフォンの集音マイクが外部の音を内部のスピーカーで鳴らしてくれるので、外の音がよく聴こえるようになります。(音楽も同時によく聴こえるから不思議)

「すごいな」と思ったのは、このモードのほうが、ヘッドフォンを外して直接、音を聞くよりもよく聞こえる、ということ。むしろ安全なのでは。

ちなみに右耳側のヘッドフォンを手で覆うことで、音楽を一時停止して、この外音取り込みをしてくれる「アテンドモード」も便利です。電車に乗っていてアナウンスがあるときに使えます。

長時間つけても頭や耳が痛くならないつけ心地

「WH-1000XM2」を買ったとき、もっとも不安だったのは「つけ心地」でした。

僕は頭の大きいほうらしく、これまではヘッドホンをつけていると1時間もすれば頭や耳が痛くなってしまいました。そのため、ヘッドフォンを使うことは滅多になく、イヤホンばかりを利用していたのです。

店頭で試聴したとき、つけ心地が良かったのは確かですが、それでも長時間つけてはいませんから、どうなるかわかりません。不安でした。

でも大丈夫だった!

休みの日、文字通り一日中つけていても痛くなることはありませんでした。ふかふかのイヤーパッドのおかげで耳も痛くならないし、アームが横向きに回転するので、耳にとって心地よい角度でしっくりとはまってくれます。

覚えやすく、扱いやすいジェスチャー操作

「音量の調整をしたい」「曲をスキップしたい」と思ったとき、音楽プレーヤーを取り出す必要はありません。

「WH-1000XM2」では右耳側の側面(ハウジングと呼ばれる場所)でジェスチャー操作を行うことができます。これが良くできてる。

  • ダブルタップ:一時停止、再生
  • 前にスワイプ:曲をスキップ
  • 後ろにスワイプ:曲をバック
  • 上にスワイプ:音量を上げる
  • 下にスワイプ:音量を下げる

直感的でわかりやすいので、すぐに覚えられるし、いちいちスマートフォンを取り出したり、ボタンを探ったりしなくていいのは、非常に快適です。

ワイヤレスであること

あまり意識しない特徴ですが、「WH-1000XM2」はワイヤレス。取り回しの良さは一度覚えたら有線なんて考えられないほどです。特に遅延も感じない。

しかも「WH-1000XM2」は素晴らしい音質(ハイレゾ対応)で音楽を楽しむことができます。僕は残念ながら、そこまで良質な耳もハイレゾ音源も持っていないませんが、こだわる人には堪らないのでは、と感じます。

充電を忘れるほどバッテリーが長持ち

バッテリは最大38時間持続します。ノイズキャンセリングONなら30時間。十分過ぎる長さです。僕は週に1度くらいしか充電していませんが、問題ありません。

あまりにも充電しなくて大丈夫なせいで、充電を忘れがちになるほどです。

持ち運ぶときはキャリーバッグでコンパクト

持ち運ぶときは、付属するキャリーバッグに折りたたんでしまい込むことができます。かなりコンパクトになるので、カバンにも入れやすくて、ここも満足度が高い。

付属のキャリーバッグの強度も不安なく使えるもので、嬉しいポイントでした。

つまり

最高です。この記事を書いている現在ではすでに後継機「WH-1000XM3」が発売されていて、さらにノイズキャンセリング力が高まったらしいので、ぜひ一度体験してみてほしい。

ノイズキャンセリングは本当に世界が変わるから。

価格に見合う価値は間違いなくあります。ノイズキャンセリング力も純粋にヘッドフォンとしても素晴らしい出来です。おすすめできる。

ただ、ヘッドフォンタイプがライフスタイルに合うかどうかの問題はあると思うので、そういう方はイヤホンタイプの「WI-1000X」「WF-1000XM3」を検討したほうがいいでしょう。どちらも買って使っているので、近いうちにレビューも書きます。

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