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[S]富裕層と貧困層に二極化する日本 / 71人に1人は億万長者?!
2012/08/24奨学金という名の借金で大学に通っています、@jinnaitakumiです。
かなり親にも苦労をかけていますし、祖父の残した借金にさらに苦しめられている昨今ですが、ネタフルさんのネタリストに気になる記事がありました。
ということで、今日のシェアはこちらの記事です。
この国は金持ちと貧乏人に分断された第2部 新・富裕層はこんな人たち、新・貧困層はこんな人たち 日本人の6人に一人が貧乏で71人に一人が大金持ち 新・富裕層と新・貧困層の対決が始まった! | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]
71人に1人は億万長者?
日本社会に厳然として存在する超「格差」を、明確に指し示すデータがある。
仏大手経営コンサルティング会社キャップジェミニ社の「ワールド・ウェルス・レポート」によれば、’11年の日本で100万ドル(約7800万円)以上の投資可能資産を保有する富裕層は約182万2000人。日本人の約71人に一人が大金持ちなのだ。
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意外なことに日本では毎年、新しい億万長者が生まれているそうです。
これは明るいニュースなのかもしれません。
ちょっと夢がありますよね。
しかし、気になるのが……
6人に1人は平均所得の半分以下
OECD(経済協力開発機構)が定める相対的貧困率(所得が所得分布の中央値の半分に満たない世帯員の割合)は、’03年の14・9%から’09年には16%に上昇した。日本人の約6人に一人が平均所得の半分以下の収入で暮らしていることになる。
生活保護受給者は増加の一途で、’12年3月現在、その数は約211万人(約153万世帯)。これに必要となる予算は約3兆7000億円と膨大なものになっている。
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極端なお金持ちの影響で平均所得は底上げされますから、一見、日本人の所得は高く、生活も豊かであるというように見えてしまいます。
しかし、実際のところ平均所得の半分しか所得のない貧困層がかなりの数、存在し、また増え続けているのです。
かつても貧困者はいたが、貧困の質が大きく変化している。高度成長期には、貧しくとも、将来はよりましな生活ができると期待できたから、低賃金でも不満を募らせることはなかった。
しかし、今やひとたび貧困層に転落してしまえば、職どころか、満足な食さえ手にすることができない。将来が良くなる見通しもない。真面目に働いても報われない、という絶望と諦めが新・貧困層にはある。
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貧困は深刻化しているのです。
教育格差と、貧困のスパイラル
貧困は連鎖していく。
東京大学大学院教育学研究科大学経営・政策研究センターが発表したデータは衝撃的だった。年収200万円以下の両親の下で育った子どもの4年制大学進学率は28・2%。彼らの35・9%が高校卒業後、就職を選んだのだ。逆に両親の年収が1200万円以上だと、子どもの62・8%が4年制大学に進学、就職したのはわずか5・4%だった。
つまり、親の年収が子どもの学歴に如実に影響するわけだ。個人の努力よりも、生まれによって社会階層が決まる。這い上がることのできない無力感、閉塞感が社会全体に蔓延している。
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所得の差が、教育格差につながる、という話は今に始まったことではありませんが、富裕層と貧困層の二極化が進む日本社会では、より状況が深刻になってきいるのです。
負のスパイラルがどんどん深くなっていくのですから、状況が深刻化するのは当然のことです。
民主党はほんのわずかだけ教育予算を増やしたようですが、まだまだ足りないように感じます。
日本は世界の先進国から見て、異常なほど教育にお金を掛けていない国なんですよ!
「社会保障と税の一体改革」の試算
追い打ちをかけるのが、民主党政権と自民党と公明党が推し進める「社会保障と税の一体改革」だ。この「改革」によって、低所得者層はさらに大きな打撃を受ける。
復興増税や消費増税、社会保障費の増加が、片働き子ども2人世帯の可処分所得にどのようなインパクトを与えるのか。
大手シンクタンクが試算したところ、年収300万円世帯の場合、可処分所得が8・87%も減少する。片や年収2000万円の高所得世帯は7・41%の減少に留まる。より高所得者の場合だと、影響はもっと小さい。
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社会保障費の増加が、社会保障を必要とする層の首をさらに締めるような政策を施さん、としているのです。
まとめ
- 富裕層と貧困層が二極化している
- 貧富の差が、教育格差を生み、負のスパイラルになる
- 政府の政策はさらに貧富の差を広げようとしている
この負のスパイラル、貧富の差の拡大には終わりが見えません。
もうじき収束するという気配が見えないのです!
世の中の流れを大きく変えるのは、人の意志です。
フランス革命も人に意志がなした所業なのです。
何ができるか、考えるべきときです。