
iPad Pro 10.5 inch を実際に手にとって、買い換えるべきか検討してみた
2017/07/11少し前に WWDC で発表された iPad Pro 10.5 inch の実機を Apple Store 渋谷で見てきました。
iPad Pro 9.7 inch を持っているのにちょっと欲しくなっていたので、いろいろ確かめることに。
目次
iPad Pro 10.5 inch の気になるところは
処理能力の向上云々は、いま iPad Pro 9.7 inch を使っている私には正直どうでもいいことでした。困ってない。
興味があるのは、
- 120Hzの画面処理がどれくらい体感で違うのか
- 手に持った感じはしっくりくるのか
- Smart Keyboard があれば MacBook を持ち歩く必要はなさそうか(代わりになりそうか)
です。
あなたが今のコンピュータに求めるすべてを持った iPad Pro。
そのすべてがさらに先へ行きます。またしても。
と、Apple も謳っていますから、期待してみるわけです。
120Hzの画面処理がどれくらい体感で違うのか
これは正直かなり違いました。ここまでぬるぬる動くのかと。気持ちよすぎる。
ゲームでもフレームレートが30と60で別世界に感じますが同じですね。電子の世界がより生の世界に近づいてきた、そんな感触です。
これは欲しくなる要因のひとつですね。
手に持った感じはしっくりくるのか
手に取ってまず驚いたのは軽さ。
見た目から想像した重量よりはるかに軽くて危うく落としてしまうところでした。この軽さは素晴らしい。
片手で持つのはどう?
厳しいですね。持てなくはない。でも徐々に手首がしんどくなってきそうです。この辺は 9.7 inch の iPad と同じかな。
個人的には通勤中に快適に漫画が読みたいので、iPad mini のアップデートを待ち望んでいるのですが。
初代 iPad mini は母にあげちゃいましたしね。
Smart Keyboard があれば MacBook を持ち歩く必要はなさそうか
MacBook の代用として iPad Pro が気になったキッカケは、Engadget に弓月ひろみさんが書いたレビュー記事です。
打鍵感は、浅いながらも指にしっかりと「押し戻す感じ」があり、強く打っても大丈夫。「ッターン!」的な音も出せます。側面から見ると、浅めのすり鉢状になっており、自然とキーの中心部に指先が収まるので横滑りしません。
via 3週間使ってわかった iPad Pro 10.5 + Smart Keyboard の使用感&弱点の克服方法 – Engadget 日本版
これでタイピングが申し分ないなら、
- Reader としての iPad
- Writer としての MacBook
という使い分けが緩くなって普段は iPad だけでいいやとなるかも知れない、カバンを軽くできるかもしれない。
そう思ったわけです。
触ってみると
やはりサイズが MacBook とは違うので、違和感が大きく、何度もタイプミスしてしまいました。慣れが必要なようです。 MacBook のキーボードも最初は違和感がありましたからね。
先に紹介したレビュー記事でも、その点について触れています。
手の動きは、MacBook Proなどに比べてコンパクトにせざるを得ないので、いつも通りとはいきませんが、使い始めて数日で慣れるでしょう。
via 3週間使ってわかった iPad Pro 10.5 + Smart Keyboard の使用感&弱点の克服方法 – Engadget 日本版
慣れてしまえば、問題ないかもしれません。しかし、普段はフルサイズキーボードを使い、入力デバイスとしての iPad はあくまでサブ的な用途で考えているわけで、慣れるほど使うのか?と。私の場合、という話にはなりますが。
少なくとも「iPad を買い替える動機としては弱いな」というのが、率直な感想です。
結論:iPad Pro 10.5 inch はいいものだけど買い換えるほどではない
すでに iPad Pro 9.7 inch を使っている人が買い換えるほどの魅力は持ち合わせていないな、というのが私の結論です。
ただし、間違いなくいいモノではあるので、iPad Air 以前のモデルを使用している人なら、買い替えを検討しても良いのではないか、と思います。
iPad Air からの乗り換えなら処理能力の面でもかなりの差を感じるでしょう。
蛇足
iPad mini の整備済みがなかなか安く買えるので、それを買おうか検討しています。
片手で使えるタブレットとしてはやっぱり iPad mini が最強だと思っています。Fire も持ってるけど、遠く及ばないですね。