
アプリを起動するデスクトップを固定する方法【Mac】
2018/07/01前回、前々回とMacの複数デスクトップを便利に使いこなすための設定を紹介しました。
今回はその仕上げの設定を紹介します。
複数デスクトップの順番を固定化して、デスクトップの切替をショートカットキーでできるようにしても、まだ使いにくい部分があります。
それは「アプリがどのデスクトップで起動されたのか把握していないと意味がない」ということ。

どのデスクトップにどのアプリがあるのかわからない問題
この問題を解決しないことには、ショートカットキーでデスクトップを切り替えられるようにしても、いまいち恩恵が受けられません。作業効率はたいして上がらないままです。
アプリは起動すると現在利用しているデスクトップ上で開かれます。
つまり、常に現在位置を意識してアプリを起動するようにしないと、「どのデスクトップにどのアプリがあるのか」はわからなくなってしまうんです。
面倒くさいですね。
アプリを起動するデスクトップは固定化できる
実は、この問題はカンタンに解決できます。そのための設定が Mac には標準でついているんです。
どういうことか。
例えば
- 「iTunes」は常に「デスクトップ1」で起動したい。
- タスク管理系のアプリは常に「デスクトップ2」で起動したい。
ということができるようになります。
設定方法
まず設定を入れたいデスクトップへ移動します。「デスクトップ1」に「iTunes」を固定したいなら、「デスクトップ1」を開きます。
あとはアプリを起動して、Dockで右クリックメニュー(トラックパッドなら2本指タップ)を開きます。

これで「iTunes」を起動すると、常に「デスクトップ1」で起動されるようになります。
補足:複数デスクトップの並び順固定はほぼ必須
デスクトップの並び順を固定しておかないと、この設定はほとんど意味がありません。
なぜなら Mac のデスクトップは利用状況に応じて勝手に並び替わるようになっているからです。アプリの固定化設定をしたときは「デスクトップ1」でも、次に開くときは「デスクトップ3」になるかもしれません。
それでは、意味がありません。ショートカットキーで即座に「デスクトップ1」に移動してたところで、そこに目的のアプリがないかもしれないのですから、効率化できてません。
ということで
ここにあると決まってるというのは頭を使わなくてすむのでラクです。なんどもトラックパッドをスライドさせて探す必要もないですし、「command + tab」を連打してアプリを選ぶ必要もありません。
マルチディスプレイ環境ならなおさら便利な気がする。
オススメです。