
【書評】5つのポイントで「スピード仕事術」の基本中の基本を振り返る!
2014/03/17大橋悦夫さんと佐々木正悟さんの共著「「速効」15分あれば大丈夫 マンガだけでわかるスピード仕事術」を読んだ。絵を描いているのはふじたきりんさんだ。
本書では、基本中の基本となる24の仕事術が紹介されている。この記事では、そのうちの5つをピックアップして紹介しよう。

目次
すぐに役立つ 5つのスピード仕事術
1. タイマーを使ってみる
私も実際にタイマーをセットしてから、この記事を書いている。

私がよく使うのは、25分集中して5分休憩する、というポモドーロテクニックだ。
これは本当に効果抜群で、集中力もカンタンにアップする。
ただ、連続してやりすぎると息切れしてしまうので、適度な休憩を必要とする。
タイマーに使うアプリは、iPhone の標準アプリでも十分だろう。
2. なかなか処理できないタスクは分解する
これもメジャーなライフハックだが、とても効果的だ。
とりかかる気になれないタスクは、たいていの場合、1つのタスクを処理するために3,4つくらいのアクションが必要だったり、やるべきことを整理する必要があったりする。
そんなの面倒くさいに決まっている。
そこで、ちゃんと「1タスク 1アクション」になるように分解しておくと、処理するときに楽だ。
3. 休憩はちゃんと取る
「なんか効率が落ちてきたな」と思ったら、そこで10〜15分程度の休憩をはさもう。
ヒートアップした頭をクールダウンさせることで、またスムーズに仕事を処理できるようになる。
休憩時間の取り方のオススメは、「25分集中 5分休憩」を2,3セット行った後に、15分の休憩を取る、というものだ。
4. 資料は一箇所に集中させる
「あの資料はどこに保存(保管)したっけ?」となって資料を探す時間は思いの外多い。
そこで、オススメなのが、情報を一元管理することだ。
会社のルールによって制限があるかもしれないが、オススメなのは「Evernote」だ。
テキストのメモや、手書きのメモ(写真で)、使えそうな本の情報(写真や裁断してスキャン)、資料(スキャン)をすべて Evernote で管理する。
すると、探しものがあるときは、Evernote の検索窓にキーワードを入れるだけで済むようになる。
資料を電子化して保存できない場合は、資料の物理的な保管場所を限定したり、保管場所を Evernote に保存しておく、という手もある。
資料以外にも、道具の保管場所を保存しておくのもアリだろう。
5. 記憶力を過信してはいけない
例えば、この記事の内容を一週間経ってから、しっかりと思い出せるだろうか。
人間の記憶力は、自分が思っている以上に曖昧だ。スーパーに着いてからマヨネーズがまだ残っているか、はっきり思い出せなかったりする。
それどころか15分前の指示ですら、正確に思い出せないときもある。
そこで紙の手帳や、Evernote などにメモを取っておくことが重要になってくるのだ。
思い出すべきときが来たら、メモを見返せば完璧に思い出すことが可能となる。
じんないたくみの声
内容は基本的なことがほとんどだったが、「基本」を思い出すことができた。
しっかりメモして、思い出すべきときに思い出せるようにし、実践を習慣化させたい。
ここに書いたこと以外にもいろいろな仕事術が紹介されている。気になる人は、チェックしよう。