
Audible(オーディオブック聴き放題)を使いはじめたのでファーストインプレッション
2018/06/27なんとなく耳が寂しい。
移動中、なにか聴きたいけれど、音楽ではちょっと退屈。もっと情報量の多いコンテンツがほしい。ラジオとか、本の朗読とか。
そんなときがあります。だからオーディオブックに手を出してみることにしました。
目次
「Audible」とは
月額1,500円で、オーディオブック聴き放題のウェブサービスです。日本文学や翻訳小説、ビジネス書や自己啓発書、ラジオ番組などが配信されています。
Amazonの関連会社が運営しているサービスなので、Amazonをよく利用する人は、目にしたことがあるかもしれません。
とりあえず、1ヶ月無料だったので、試してみることにしました。
ファーストインプレッション
まだ使いはじめて3日くらいですが、サービスに触れてみて思った印象を紹介します。
朗読の質はかなり高い
文学作品ばかりで、ビジネス書なんかはまだ聴いていないのですが、朗読の質はかなり良いです。他のサービスを試したことがないので、比べられませんが、十分に満足できます。
すでに聴き終えた本もありますが、不快感やストレスはありませんでした。
地の文の読み、セリフの読み、すべてがいい具合です。また、アニメ化された作品であれば、声はそれに準ずるようにしているのか違和感なく、認識することができました。
(オーバーロードは全巻分を配信してほしいくらいよかった)
これは有料でも買ってみていいかな、と思うほどでした。(まあ、月額料金あるけど)
(Kindle版とのセット版セット価格みたいな感じで、提供してくれないかな)
声優の朗読コンテンツはアリ!
KADOKAWAラノベチャンネルというカテゴリーでは、「この素晴らしい世界に祝福を!」「ゼロの使い魔」などのアニメ化された作品を、実際にアニメに出演していた声優が朗読しています。
これはアリだな、と思いました。(作るのにお金かかってるんだろうけど)
まず、うまい。雨宮天さんが朗読している「この素晴らしい世界に祝福を!」なんか、雨宮天朗読であることを忘れるくらい。自然で綺麗で違和感がありません。
それに、その声優のキャラのセリフは、アニメのままの声で聴ける。嬉しいポイントですし、ユーザ獲得の入り口としても悪くない気がします。
個人的には茅野愛衣さんの声が好きなので、その朗読が聴けるのは嬉しいですね。
再生速度が選べるのは嬉しい

Podcastなんかは3倍速で聴いているので、ビジネス書であれば、倍速、3倍速で聴けるのはかなり嬉しいポイントでした。
文学作品で倍速にする気はありませんが、ビジネス書は問題ないと思うので、かなりの速度でインプットできるはず。
紙で読むときのようなじっくり考えながら、という体験ははじめから求めていないので、割り切って利用してみるとかなり具合がいい気がします。(まだ使ってないけどね)
コンテンツ数は少ない(かなり)
コンテンツははっきり言って少ないです。各ジャンルで、聴いてみたい本は10冊もないかな。(私がチェックしたのは50冊くらい)
幅広いジャンルをおさえているのは嬉しいですが、各ジャンルでのコンテンツが充実しているかと言えば、そうは言えません。
だから高く感じる
まだなんともではありますが、正直なところ、このコンテンツ量にたいして1,500円は高いな、と思っています。
他分野ではありますが、Netflix や Apple Music などの定額サービス(1000円くらい)のコンテンツ量と料金設定を考えると、かなり厳しいですね。
コンテンツの作成にお金がかかるのはわかるのですが、このままでは、ユーザを増やしつつ、離脱を防ぐのは難しいのでは、という気がします。
ということで
聴きたい本を聴き終えたら、ささっと解約する、そんな感じの利用になる予感がしています。
オーディオブックというコンテンツ自体は素晴らしいです。
解約する気のくせに勝手なことを言いますが、もっとコンテンツが増えて、オーディオ版の存在が当たり前になってほしい。
(聴くものがなくなっても、幽霊会員になってお金を払うような余裕はないですからね。)