
ドラマ「空飛ぶ広報室」を観て、その場で原作を買って読んでたという話
2013/04/20販売してない原作者はどれだけ機会損失してるのか、という話ですよ、@jinnaitakumiです!
今回のポイントをまとめると
- 有川浩の空飛ぶ広報室は面白いね
- その場で検索してポチってすぐに楽しめる時代
- まだのとこは頼むから売ってくれ
の3つです!
有川浩の小説はもともと好き
なんです。
「図書館戦争」のシリーズも別冊もふくめて全部読んでますし、デビュー作の「塩の街」とかも。
その他にもまあ、ちょくちょく読んでるわけで、個人的にいちばん好きなのは「キケン」っていう大学の機械研究部を舞台に展開されるハチャメチャな小説。(iBookstoreにもKindleにもないのが残念すぎる)
有川浩は、ライトノベル的なアレな展開がないわけではないけど、問題を当て込む力が半端なくて、物語には引き込まれる。
アレな展開でいったら、赤川次郎の右に出る人はいないでしょう(笑)
その場で原作が買えちゃう破壊力
すごいよね。
今回は有川浩原作の「空飛ぶ広報室」のドラマを観て、面白そうだな、と思って検索したんです。
有川浩の小説はKindleでは売ってなくて、AppleのiBookstoreでしか買えないんですが、十分破壊力あります。
サンプルってすごいね
電子書籍サービスには、たいてい「サンプル」っていう機能があって、本の冒頭部分を立ち読みみたいに読むことができます。
これがすごい。
さすがに1400円もするわけだから、どんな本なのか軽く読んで購入を決めたい。でも次に本屋に行くときには「読みたい熱」が冷めているかもしれない。
そんなときにさっとサンプルをダウンロードして、どんな本なのか読んでみることができます。
で、物語に良い感じに引き込まれたところで、サンプルが終わるんですよね。そのまま購入できて、購入しちゃいました。はい。
サンプルだからって、ケチらないでけっこうボリュームがあって、だからこそ引き込まれるまで読んじゃって、買っちゃうんです。
映画も音楽も同じ話
映画館で観た映画が面白くて、原作に興味を持って、検索して、そのままポチるとか。
あるいは、サウンドトラックをiTunesでポチるとか。(実体験)
ライブで、自分の好きなミュージシャンがカバーした、他のミュージシャンの曲が格好よくて、帰りの電車の中でポチってすぐに聴くとか。(実体験)
Twitterで好きなミュージシャンの新曲が出てることを知って、その場でポチってすぐに聴きはじめるとか。
そういう時代が来ちゃってるわけです。
売ってくれよ、と
「売れねえ」って嘆くまえに売れよ、と。
「これ欲しいわ!」と思って検索して、KindleでもiBookstoreでもiTunesでも売ってないとき、ものすごい勢いで購買意欲が減退する。
どんだけ機会損失してるんだっていう話ですよ。
まあ、それでもかなりよくはなってきているし、これからも市場的にはどんどん成長していくと思うので、楽しみで仕方ないです。
まとめ
ということで、今回のポイントをまとめると
- 有川浩の空飛ぶ広報室は面白いね
- その場で検索してポチってすぐに楽しめる時代
- まだのとこは頼むから売ってくれ
の3つです!
すごい時代だな〜、と。
面白そう!と思ってその場でポチってすぐに楽しめるっていうのは、本当にすごい。ありがたい。
翌朝の電車ですでにその本を読めるわけですよ。iPad miniが優れすぎです。