本屋大賞に選ばれていた海外の冒険小説「カラヴァル」を買った

本屋大賞に選ばれていた海外の冒険小説「カラヴァル」を買った

2018/06/23 0 投稿者: jinnaitakumi

少し前から読書熱が高まって、暇を見つけてば小説を読んでいます。やっぱり面白い。

ライトノベルを読むことが増えていましたが、やはり一般文学とライトノベルには壁があるのだな、と感じる今日このごろです。(描写に大きな違いがあるような気がする。たぶん)

「カラヴァル」とは

「本屋大賞」とは「本屋さんが売りたい(読んでほしい)本を選ぶ」もので、読んでみると誰でもそれなりに楽しめる作品が多い印象です。好みはあると思いますが、大きく外すことはない、むしろ楽しめる可能性が高い、そんな作品リストが手に入ります。

その本屋大賞(2018)の海外部門(翻訳小説部門)で一位だったのが「カラヴァル 深紅色の少女」(ステファニー・ガーバー著 西本かおる訳)です。

2018年本屋大賞翻訳小説部門第1位! !

“カラヴァル”とは年に一度、世界のどこかで開催される魔法のゲーム。
今年の勝者は、一つだけ願いを叶えてもらえるという――

領主の娘として厳しく育てられたスカーレット。
父に決められた結婚を数日後にひかえたある日、彼女のもとに、長年の夢だったカラヴァルの招待状が届いた。
生まれて初めて島を抜け出し、妹のドナテラと船乗りの青年ジュリアンとともに会場に乗り込む。
しかし会場に着いたとたん、ドナテラが姿を消した。
不可思議なことばかりが起こる魔法の世界で、スカーレットはドナテラを見つけ出せるのか。
緋色(スカーレット)を名に抱く少女の目の前に広がる、魔法と嘘に満ちた世界。
恋に翻弄されながらも、真実を求めて成長する冒険ファンタジー!

「ニューヨーク・タイムズ ベストセラーリスト」ヤングアダルト部門14週連続ベスト10入り!
「全米小売書店協会 ベストセラーリスト」ヤングアダルト部門14週連続ベストテン10入り!
世界30ヶ国以上で版権が取得された話題作!

シリーズ最新作『レジェンダリー 魔鏡の聖少女』が2018年6月発売! !

via Amazon 内容紹介

日本のライトノベルやアニメで異世界モノをちまちまとチェックしていた私は、海外の作家が描く異世界冒険ファンタジーがすごく気になりました。

「どんな感じだろうか」

今思えば、子供のころに読んだ「ハリー・ポッター」や「ダレン・シャン」も海外の異世界冒険ファンタジーですが、それも一昔前の児童書です。

今、書かれた海外の冒険ファンタジーを、日本の冒険ファンタジーをつまんだ今、読んでみたい。きっと刺激たっぷりなはずです。

途中まで読んでみて

すでに内容紹介にある「会場」に着くところまでを読みましたが、やはり手にとって正解でした。面白い。

国内でも一般文学ならともかく、ライトノベルでは絶対に読めないだろうな、という描写は刺激的です。(そもそも海外文学の描写は、日本文学とは毛色が違い、人によっては受け入れ難かったりはしますが)

ああ、誤解のないようにはっきり言っておきますが、私はライトノベルも好きです。ライトノベルのノリでなければ成立しない物語もあるし、それもまた楽しめるので、ライトノベルの文化も私は好きです。

ちなみに

「カラヴァル 深紅色の少女」の続編となる「レジェンダリー 魔鏡の聖少女」がもうすぐ発売するようですので、面白ければ買ってみようかと思います。

また二位だった「13.67」(陳浩基著 天野健太郎訳)も「このミステリーがすごい! 2018」でリストアップされていて、気になっています。Amazon のほしいものリストには入れました。

「カラヴァル 深紅色の少女」をチェックする